ここでは、ブラックリストの概要と融資の可否などを解説しています。
ブラックリストに載っている状態は、信用情報機関に事故情報が登録されている状態です。信用情報機関はローンなどに関する客観的な取引事実を管理・提供する機関、事故情報は返済に関するトラブルの情報といえるでしょう。
融資を行う金融機関は、加盟する信用情報機関などに登録されている信用情報を与信の判断に活用します。日本政策金融公庫も例外ではありません。日本政策金融公庫公式サイトのプライバシーポリシーには以下のように記載されています。
「公庫が加盟する個人信用情報機関及び同機関と提携する個人信用情報機関にお客さまの個人情報(当該各機関の加盟会員によって登録される契約内容、返済状況等の情報のほか、当該各機関によって登録される不渡情報、破産等の官報情報等を含みます。)が登録されている場合には、公庫がそれを与信取引上の判断(返済能力の調査または転居先の調査をいいます。ただし、返済能力に関する情報については返済能力の調査の目的に限ります。以下同じ。)のために利用すること。」
※引用元:(pdf)日本政策金融公庫(https://www.jfc.go.jp/n/privacy/pdf/privacy_01.pdf)
したがって、ブラックリストに載っていると創業融資を受けにくくなります。ただし、可能性がないわけではありません。金融事故を起こしたやむを得ない事情があり、返済を既に終えている場合などでは、わずかながらの希望があると考えられています。とはいえ、現実的には非常に厳しい状態です。信用情報が消えるまで待ってから申し込むほうがよいかもしれません。
返済が遅れたなどの経験がある方は、創業融資を申し込む前に信用情報開示制度を使って自身の信用情報を確認するとよいでしょう。確認しておきたい信用情報機関は以下の3つです。
株式会社シー・アイ・シーの手続きは次の通りです(インターネットによる開示手続き)。
全国銀行個人情報センターの手続きは次の通りです(インターネットによる開示手続き)。
株式会社日本信用情報機構の手続きは次の通りです(スマホアプリによる開示手続き)。
詳しい手続き方法は、公式サイトなどでご確認ください。
ブラックリストに載ると創業融資を受けることは難しくなります。不安な方は、信用情報開示制度で現在の状態を確認するとよいでしょう。
以下のページでは、創業融資に関する疑問にお答えしています。申し込みを検討している方は参考にしてください。
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https://so-labo.co.jp/
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引用元:アンチテーゼ公式HP
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※選定基準
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