起業の資金調達で頼りになる創業融資コンサルの業務は、金融機関から融資を受けるまでトータルで支援をしてくれます。
ここでは、創業融資コンサルの業務内容をはじめ、その職業の全貌を紐解いていきます。
創業融資コンサルのメインとなる業務範囲は、起業者の現状把握から金融機関の面談対策までです。
場合によっては(許可されている場合は)実際に本番の面談まで付き添ってくれることもあります。
以下で詳しく見ていきましょう。
創業融資コンサルは、起業者の現状をヒアリングします。ヒアリング内容は、事業内容、自己資金の額、個人情報、希望融資額などです。創業融資コンサルは、これらの情報をもとに金融機関や融資条件について検討していきます。通常の創業融資は、日本政策金融公庫の創業融資制度を利用しますが、他の創業融資も活用できる可能性もあります。
融資の申込から面談を経て、融資の合否が決まります。金融機関は、融資の申込から一定期間(約数週間)後に面談を実施します。また、面談に無事に合格しても振込みまでに一定期間(数週間)程度の時間がかかります。こうしたスケジュールと起業者の開業手続(会社設立や税務など)を把握し、創業融資コンサルは起業者の状況に合うスケジュールを組んでいきます。融資の申込までに申し込みの他、必要書類を集める必要があります。
創業融資を受けるには、ある程度の自己資金が基本的に必要です。そして、開業資金と数カ月程度のランニングコストを洗い出し、自己資金と融資額を合わせた合計額を算出します。そして、希望融資額を確定します。それから融資を受けた資金の返済計画を事業計画と一緒に考えていきます。
金融機関は、融資を焦げ付かせるわけにはいかないため、起業者の事業計画に合理性があるかを評価します。売上目標と必要経費などに妥当性があり、融資額と利息を毎月返済し、数年で全額の完済ができるかを判定します。創業融資コンサルは、事業計画の策定も起業者と一緒に実施します。
融資申し込みの見込みが立てば、創業融資コンサルは、起業者と一緒に、創業融資の申込書・事業計画書の作成や必要書類を整えていきます。そして、金融機関に融資の申込書類を郵送します。
融資の申込書類の郵送から数日後、金融機関から連絡があります。金融機関の連絡で面談日が決まります。この金融機関の面談対策を創業融資コンサルは行っています。一般的な面談で訊かれる内容を起業者に説明し、ロールプレイング方式で模擬面談を実施したりします。なお、創業融資コンサルは、一般的に金融機関の面談に同席できません。
創業融資コンサルを利用することで、金融機関からの融資を受けやすくなります。下記ページより、創業融資コンサルを利用するメリットについて解説しています。
創業融資コンサルは、世間から怪しいと認知されたりしています。下記ページでは、悪質な創業融資コンサルの事例と対策について紹介しています。
怪しい業者を見分けるために・
悪質な創業融資コンサルタントの例を
もっと詳しく見る
税理士も創業融資のサポートをしています。ここでは、創業融資コンサルと税理士の違い、士業の役割について改めて整理・紹介しています。
創業融資コンサルと税理士の違いは?
各士業の役割について
もっと詳しく見る
経営のプロに任せて安心!
ビジネスを成功に導く
創業融資コンサル3選
任せて安心!
ファイナンスアイ
任せて安心!
SoLabo
任せて安心!
アンチテーゼ
※選定基準
Googleで「創業融資 コンサル」と検索して表示されるコンサルティング会社29社(2022年10月21日時点)から、公式サイトに具体的な創業融資事例の掲載があり、かつ全国対応している3社を紹介しています。